2012年3月27日火曜日

間取りがポイント

家を建てるに当たって一番大事なことは間取だ。
提案された間取から理想としている暮らしが見えてくるだろうか?
暮らしを否定するような間取を提案された時点でそのメーカーを候補から外す。

図面でなく面談の会話の中で提案された間取案でも減点ポイントになる。
例えば「南面に大きな部屋を設け日を一杯浴びましょう」と言って玄関を東に配置した案を出してくる。隣家の塀が迫り来る東面の玄関にすれば道路から見えない玄関を探して客が訪問してくるのではと、想像しただけで却下となる。

南面の大きな部屋が道路に面していてはカーテンを開け広げて陽を浴びることは不可能でそこで過ごせる時間は限られているから無理して一階の南面に大きな部屋を配置することにこだわらないことにした。

天空の開放感と他人の目を気にしない庭で過ごすこの望みを満足させてくれる二階の大きなテラスを配した提案をへーベルハウスが出してきた。

冬寒くて夏暑い家と評されているへーベルハウスだが零下になることが滅多になく床暖房とエヤコンで過ごす事でいとも簡単にクリヤーできると考えがまとまった。

耐震構造と長期保証の魅力が寒暖を心配する気持ちを上まりへーベルハウスが新しい家の一番の候補に躍り出た。

2012年3月25日日曜日

へーベルハウス訪問

子供を抱いたままでも充分ゆとりのある大きな玄関の自動ドアが開いて招き入れてくれた。
やはりゆったりして打合せには床に直に座ってすれば落ち着くと判断しているのだろうカーペット張りの部屋に座った。
書類を傍らに置き取り出しがスムーズだ。
椅子に座ればカバンをテーブルに載せ中身を広げる無様な準備を見せずに済む。

 一通りのメーカー説明が終わりモデルハウス内に用意してある機能説明があった。
サッシが片隅に畳まれ全開放する天井までの高い大きな窓と、窓で出来たコーナーと、座ってみれば開放感が気持ちいい。

へーベルハウスなら窓位置を気にしない自由設計が可能で 他のメーカーのハウスでは耐震性から壁位置と壁面積の確保が重要で壁に囲まれていてこのような間取りは不可能だろう。

広さを確保できる大きなテラスはへーベルハウスだから可能で他人の目を気にしないテラスでのバーベキューを想像してしまった。

熱伝導率の低さを知ってもらうためコンロの上にへーベルを載せてあり「触れても大丈夫」と言われて恐る恐る触ったが少しも熱くなかった。

数十年前に建築中のへーベルハウスを外から眺めたら断熱用のグラスウールが下に落ち込み上が空いていた。
技術改良が進み断熱材が板状になり経年による効果が低減しないようになっていた。へーベルハウスに二の足を運んでた理由の一つが解消されていた。

耐震対策にどのメーカーも斜め梁がいれてあるが、へーベルハウスはその梁に集中する力を弾性体を使うことで逃がし復帰させる方法を採用していた。

夏暑く冬寒いと記述されていることがあるが、エヤコンと床暖房を設置すれば過ごせる。
モデルハウス内では寒さを忘れて説明を聞いていたから問題ないだろう。
食糧保存の部屋とか使ってない部屋までぬくぬくしている必要がない。

一気にへーベルハウスに住みたいという気持になってきたが問題は業界でも一番高いと言われている建築費が用意出来るだろうか?

我が家の財政状況を久しくみていない、早速帰ったら通帳を開いてみるか。

2012年3月24日土曜日

今日は抽選日

一世一代の大勝負!

「当たりますように」の願いも虚しくハズレ籤をひいた。
一生住む家を1/3で建てようという人は宝くじと比べれば少なくて確率が高いと挑戦した。
所詮籤運が悪く当たらないだろうと半分諦めて挑んだ気持ちの弱さがハズレを呼びこんだのだろう。
資金繰りが当初の計画通り進めるだけだと思っても「当たっていればな~」と愚痴が出てくる。

2012年3月19日月曜日

キュービックハウス

狭小の土地に家を建てる場合敷地境界から家までの距離が一番のネックになる。
10センチ20センチが家の大きさに大きく影響する。
「境界から1.1メートルくらいスペースが欲しい」と言う。
隣家とのプラバシー面から言っているだろうと聞いていたが、キュービックハウスメーカーが境界から80センチのプランを提示してきた。
「80センチで大丈夫 」と問いかけると「問題ありません」と自信たっぷりに答えてきた。

気になり調べてみれば、民法では50センチ以上境界から家まで離れなければならないとあった。

一回り大きな家にして間取りに余裕ができたが、屋根付きにも未練があり散歩中に考えながら屋根を眺めて1.1メートル以上必要な理由が分かった。
それは屋根は壁面から60センチ以上出ていて屋根からの雨垂れが境界を越してはならないからだ。
棲側も屋根が出ているから同じ扱いになる。
庇に当たらぬように梯子をかけてメンテナンスするためにも1メートル以上必要なんだろう。

キュービックハウスは屋根が無いから雨垂れの心配が無い後年メンテナンスに必要な寸法でよく敷地境界線からの距離が小さくできる。

狭小の敷地にはキュービックハウスが一番大きな家を建てることが出来るから家の形をキュービックに決めた。

2012年3月18日日曜日

ユニット式ハウス

ユニット式ハウスメーカーの工場見学に行ってきた。
大きなコンベアに乗ってユニットが静かに流れるように進んで次々と出来あがって出荷していく。
床板をエヤー?で打ち付けている。
次のポジションでは壁板をネジ止めをしてる。

あの作業者達は派遣社員ではないかと疑問がわくと
「素人じゃん」
そうあの仕事は素人でも出来るように作業を簡素化している。

飲んだくれのアル中の大工が一杯ひっかけるとシャキッとしていい仕事をしていた昔は一軒の家を一人の大工に任せていた。
「この家はあの大工が造った」と、自慢する程大工への信頼が深かったから工場で大部分を簡単に作ってしまうユニット式のメーカーには抵抗があった。