2012年3月19日月曜日

キュービックハウス

狭小の土地に家を建てる場合敷地境界から家までの距離が一番のネックになる。
10センチ20センチが家の大きさに大きく影響する。
「境界から1.1メートルくらいスペースが欲しい」と言う。
隣家とのプラバシー面から言っているだろうと聞いていたが、キュービックハウスメーカーが境界から80センチのプランを提示してきた。
「80センチで大丈夫 」と問いかけると「問題ありません」と自信たっぷりに答えてきた。

気になり調べてみれば、民法では50センチ以上境界から家まで離れなければならないとあった。

一回り大きな家にして間取りに余裕ができたが、屋根付きにも未練があり散歩中に考えながら屋根を眺めて1.1メートル以上必要な理由が分かった。
それは屋根は壁面から60センチ以上出ていて屋根からの雨垂れが境界を越してはならないからだ。
棲側も屋根が出ているから同じ扱いになる。
庇に当たらぬように梯子をかけてメンテナンスするためにも1メートル以上必要なんだろう。

キュービックハウスは屋根が無いから雨垂れの心配が無い後年メンテナンスに必要な寸法でよく敷地境界線からの距離が小さくできる。

狭小の敷地にはキュービックハウスが一番大きな家を建てることが出来るから家の形をキュービックに決めた。

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