2012年2月14日火曜日

免震構造の家

散歩中に見かける免震構造の家がある。
土台と家が完全に分かれている。
その証拠に玄関の階段が途中で切れていて隙間が見える。
給湯機の土台が浮いて家と共に動けるようになっている。

どの家も大きな宅地に大きな家で狭小の土地には採用できそうにないが免震構造について調べてみた。

ベアリングを家と土台の間にいれて横揺れを吸収する。
ゴムを数カ所使い横揺れ幅を制御して元の位置にもどす。
地震情報発令と同時にエヤーポンプを作動させて土台と家の間に空気を送り込み家を浮き上がらせて横揺れを吸収する。
これら二つの方法が免震構造の家として採用しているようだ。
ここで疑問が湧いてきた。
最初に来る大きな縦揺れに対応出来るだろうか?
横揺れを吸収する強い構造の家にすれば免震装置は不要になるだろうと、考えが決まった。

2012年2月12日日曜日

高気密高断熱の家

熱が逃げないから温かいという家には床暖房が張り巡らしてある。
今住んでいる家にも床暖房を設置すれば同じくらい暖かくなるだろう。
天井・床下にも断熱材を使えば暖かくなるだろう。
隣家からの反射熱からも逃れるだろう。
断熱材が壁面内で形状を何年維持できるだろう?
散歩中に見かける断熱材では寒くなるのも時間がかからないだろう。

2012年2月11日土曜日

自動車メーカーの作る家

生産管理が徹底している自動車メーカーの作る家は精度の良い部品を集めて作っているだろう。
ユニットメーカーより工場内で生産する比率が高いと自慢している。

工場内で生産することで不良発生を防ぐことが出来るし建築現場でのスペシャリストを建築軒数だけの人材を養成する必要があるが工場生産ならば数名で済むだろう。
生産管理と部品精度を家に求めていない。その代わり建て付けが良く壁紙が長く使っても浮き上がってこないなどの出来上がりには注視している。
自動車メーカーならではの特長も無く外観や内装も他メーカーと代わり映えがしないから候補から外す。

2012年2月10日金曜日

軽量鉄骨メーカーの家

壁の配置、窓の大きさ、筋交といずれも耐震規格外れのこの古い家であるから、強くて丈夫な家が要望の第一位で、三十五年以上経過した純日本家屋に現れる不具合を解消する軽量鉄骨系ハウスを候補の上位に選んでいる。

何年か前にテレビの番組で見たが耐震試験で壁材が落ちるほどユサユサ揺すっても柱と屋根が残って倒れなかった。

倒れないが骨だけでは住めないと考えて最新技術を調べるとどのメーカーも外壁の落下防止・鋼材の変形回復など耐震強度が向上していた。

木造住宅

木造住宅のモデルハウスに行く。
高気密高断熱を謳っているだけに玄関を入ると暖かい、外の寒さが嘘のようだった。

床暖房の効果に虜になってしまった。
我が家の寒さとは比べられない別世界のモデルハウスだった。
耐震構造はどのモデルも最強と言って採用基準ポイントに差が出ないようだ。

免震構造を採用したいが狭小の宅地に揺れ動く面積を確保すれば住める面積になれないから目を閉じて見ないことにした。
床暖房、高気密、高断熱の効果だけではない木の持っている温もりが心地良く候補から外せない。